私、輝いてるっ!
松明は、特別なところのない只の松明ですよ。
これは私の能力でして、こまかな話をすると、事実は松明がまばゆく輝いているのではなく、自由と平等の象徴である松明を掲げたこの私自身が、あふれ出る正義で輝いているのです……目にも毒々しい赤色だって?うるさいですね、そこ。
などと言ってる間に手の中の松明は燃え尽きました。
今度はランタンを灯します――持ってきてたのを忘れてました。実は松明って結構高価ですよね、燃焼時間短いし。
朝になって、少しだけ採掘作業を再開しましたが、もう持てません。
チェスター君の中も満杯です。持てないのに欲張っても仕方ありません。
キャンプ場に帰りましょう。