-- Don't Starve Together 日記 --

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ダイナマイト・どんどん!です(2)


古代遺跡の心臓部に潜む影の王、アトリウム・スタルカーを爆殺します。

最後の冒険です。
新発明のダイナマイトをしこたまバックパックに詰め込んで、でも装備はいたって平常通り。どうせ戦って勝てる相手ではありません。爆殺に失敗したら、一目散に逃げ帰るしかないのですから。


――そして途中経過の説明を省いてやって来ました。
ここが古代遺跡の心臓部です。

一条の光も届かない洞窟の最奥なのに、意外と明るい。
らせん模様に敷き詰められた足下の人工タイルが、青白く輝いているのが見えますけど。これって光ってるわけじゃないから、絶対に松明を消さないように。知らない人が安心して消灯して、たまにチャーリーに殺されたりします。

私は今、実は真っ暗闇の中に立っています。
え、でもこんなに明るいじゃないか?そう、辺りが青白く輝いて見えるのは、この場に充満する濃密な魔力が人の頭蓋を貫通するときに、脳の視覚野を刺激して、それで”見えてる”と錯覚しているだけらしいのです。例えば目が見えない全盲の人でも、この光景だけは”見える”ってことです……ん?ってことは、この古代遺跡に住んでいた人たちは、目が見えていなかったってこと?

まあいいや、
何でもいいから”見える”なら好都合、さっさと最深部への道を急ぎましょう。道順は以前来たときに把握しています。まっすぐ行って曲がって曲がって、はい到着。って早ッ!

ラストダンジョンがこんなにイージーでいいのか?
いや普通はもっと大変なんですよ。迷路は長く複雑だし、たくさんの蜘蛛が徘徊していて、気の狂った人しか通さないなんて障壁が道を阻むのですが。ここのダンジョンはこんなでした、ちゃんちゃん。いいじゃないですか、別に私も好んで苦労したいわけじゃない。ラストダンジョンが肩すかしのイージーモード?ありがたいことです。


なんて言ってるうちに、
アトリウム・スタルカーの依り代である骸骨の像が完成しました。

これってパズルみたいで、変な形に組み立ててしまうことがよくありますけど。今回は正しく組み立てることができました。後はこの像に影の心臓を押し込むと、アトリウム・スタルカーが乗り移って動き出すのですが。

その前に、像の足下にダイナマイトを敷き詰めて、これからの手順を頭の中で復習します。タイミングはシビアです。スタルカーが顕現する前に爆発しても無意味だし、歩き出した後で爆発しても手遅れです。


……よし、完璧です。
私は場の中央に建っている「門」と呼ばれる用途不明の建造物に、「鍵」と呼ばれる正体不明のアイテムをはめ込みました。とたんに辺りは毒々しい赤で、まぶしいほど輝き始めました。今、古代遺跡全体がこうなっています。古代遺跡全体の魔力場が活性化しているのだ?、という話です。

OK。そしていよいよ最後の手順、ここからは間違えられません。
私は片手に影の心臓を持って、もう片手に松明を持って、像の足下のダイナマイトに点火しました。

ダイナマイトはしばらく燃えて……カウントダウンが始まりました。

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